一年に一度、今の自分を父に話す日
殆ど毎年、母か娘とお墓参りに行っている
今年は娘は学校、母は3日くらい前に1人でお墓参りに来たらしい
だから今日は私だけ
ちょうど雨が止んで日の照りつける中
私はスポンジでお墓をきれいに磨いた
こんなにまで今まで磨いたことがないほどに・・・
どれぐらいの間そうしていたか
父が亡くなってから7年の間の事を回想しながら・・・ただただ夢中で
そしてすべて整えて手を合わせて父に語りかけた時、
なだめるように父が理解してくれたように思えて涙が出て止まらなかった
1人じゃなかったら我慢できたのに
父に甘える事が出来たようで気持ちが何だかとても穏やかになった
ああ、来てよかった!!
帰り道の徒歩
いつもはスタスタと歩くが今日は水たまりを飛び越えながらの~んびり歩いた
前から年とった親子が腕を組みながらゆっくりと歩いてくる
母親を大事にかばう姿
1人で暮らす母のことを思い出し少しだけ切なくなった
駅に着くころには水たまりも見当たらず
まるで雨など降らなかったかのように
駅からはいつものスタスタ
向かい風に吹かれながら改札を通り抜けた
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