本焼き前には色々と処理があります。
まず、素焼きされた作品にバリ(ひっかかり)や角があるときには・・・
紙やすりで削ります。
削った時に出る粉を濡れたスポンジでキレイにふき取ります。
釉薬をかけるために裏に撥水剤を塗ります。
釉薬を簡単に説明すると本焼きの前にかける上薬のことでガラス成分などの入った液体です。
この上薬をかける理由としては、強度を高めるため、しみこまなくさせるため、装飾etc...
裏には釉薬を掛けません。
掛けたまま焼いてしまうと作品が板にくっついてしまうからです。
準備ができたので施釉します(釉薬に素焼きをつけます)。
約3秒入れると丁度いいくらいです。
釉薬の種類によっては1、2秒の場合もあります。
釉薬をつけて何秒かするとすぐに素焼きに吸い込み、触れるほどに乾きます。
余分についた釉薬をふき取り、本焼きの準備完成。
窯入れを待つばかりです。
窯入れはパズルのように一番たくさん窯に詰められるように
考えながら詰めて行きます。
明日は本焼きの窯入れをしま~す。
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