(※2月の親子陶芸は定員になりましたがキャンセル待ちお受けいたします)
素焼きは約8時間かけて焼きます(最高温度約800度)
これからの作業、どんな事をするのかをちょっとだけ見ていただきますね
こちらは素焼きを終えて窯出ししたばかりのお雛さまです
まだ髪の毛も描いていないので砂糖菓子みたいですよね~
まずは、やすりがけです
紙やすりでお雛さまのバリをとります
(顔や着物の部分に土のくずなどが付いているものを丁寧にとります)
そしてその時に出た粉もまた塗れたスポンジで丁寧に拭き取ります
繊細なものなので慎重に作業をしないと顔や装飾が取れてしまいます
白化粧が象嵌のように文様の溝に入りますのでとても華やかになります
富士額の曲線はその顔にあったラインを描くようにしているのでこうなると人形職人並みですね
どれもはみ出る事の無いように塗っていきます
顔に付いたら大変です
「人形は顔が命」ですからね・・・どこかのセリフでした(笑)
お内裏さまの色塗りが終わったところです
冠と後ろのリボンは本焼き後にゴールドを塗るのでここでは何も塗りません
今回は耳近くの毛を描いてみたりと少し髪型を変えてみました
※光沢を付けたい時はこの上に透明(クリア)の釉薬を掛けます
その時は、底の部分に釉薬が付かない様に撥水剤を塗ったりする作業がプラスされます
私はマットっぽい方が好きなので何も掛けずにこのまま本焼きの窯に入れま~す
それでは、今度は本焼き、約12時間かけて1240度まで温度を上げて焼いて行きますよ!
焼成開始は他の作品の釉薬も掛けなくてはならないので明日の夕方を予定しています
冷めるのにも1日かけてゆっくり温度を下げますのですぐにはお見せできませんが窯出しをしましたらまたアップしますので楽しみにしていてください
ではでは❤
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