2010年7月30日金曜日

親子陶芸・7月「自由研究や・・・好きなものを作ろう!」の経過①乾燥~窯入れ

親子で楽しむ陶芸・手作り講座
「自由研究や思い出作りに好きなものを作ろう!」を7月16日㈮~19日㈷の4日間開催

あれから10日間が過ぎました

参加者は約80名、皆さんの笑顔と出会えてうれしかったです❤

さて、アトリエもお教室あり冷房を掛けたりしているので10日間で乾燥はかなり進みました

明日の夕方から素焼きの窯だきをしようと思い、早速今日は準備に入りました

素焼きは本焼きと違って重ねて焼く事が出来ます

ただし、重すぎたりすると下のものが割れてしまったりするので重ねても2、3個で形や薄さによって重ねられないものもあります

まずは高さの分類をして大体重ねられるものを重ねて置きますどこかに自分の作品は見つかりましたか?

重なってしまっているので全部は見えないかもしれません
粘土も乾燥が進んだため白っぽくなっています
作った時(土が柔らかい時)はグレーだったのを憶えているかな?
自由研究に使う方もいるので今回は色々と細く解説して参ります
講座の時にお配りしたプリントを参考にしながらこちらも是非参考にしてください!
さて、素焼きは800度まで温度を上げます
素焼きの焼成時間は大体8時間ですが今回は量が多いので10時間かけてゆっくり焼いて行こうと思います
温度の上がり方についてですが3時間かけて200度くらい、7時間かけて500度くらいに9時間半でようやく800度になり一時間ほどそのままの温度をkeepします
その後、窯のスイッチは自動で切れて徐々に温度が下がるまで待ちます
素焼きの場合、窯が止まってから気長に2日以内ぐらい待てば自然に開けられる60度くらいになります
無理して開けると外との温度差で割れたりすることがあるので注意しなくてはなりません
厚みのあるものは乾燥の進みに気をつけなければいけません
芯まできちんと乾燥するまで待つ事が重要です
また、長さ(広さ)のあるお皿などは反らないように乾燥の仕方を注意します
窯入れは平均的に詰めて行きます

熱が上手く伝わるように棚板をバランスよく置いてほど良い空気の流れを作ります

今日は本当にいっぱいです
勿論、作品がまわりの伝熱線には触れないように・・・
積み木かパズルのように平均に詰めて行くことがポイント

上の方から出ている棒のようなものが温度計です(作品に触れているように見えますが実は触れていません)
さぁ、素焼きの窯だき準備は出来ました
明日はお教室があるので終わってからスイッチを入れます
そうじゃないと外の温度と窯の温度でサウナのようになってしまいますからね(笑)
~素焼きが終わり窯出しをしたらいよいよ色付けと施釉です~
自分で色付けをしたい方は8月6日㈮アトリエ風雅にて色付け施釉の会を致しますので是非ご参加ください
※ご参加希望の方は完全予約制ですので必ずご連絡の上ご参加ください
※先日既にご予約いただいた方はご予約時間にいらしてくださいますよう宜しくお願い致します

作品の完成引き渡しは8月29日㈰午前10時~正午です
施釉お任せの方も皆さんどうぞお楽しみに!!

0 件のコメント:

コメントを投稿